【日々の農作業】摘果
こうの果樹園ではただいま、摘果という作業をしています。
てっか、と読みます。
木に成ったみかんを、いいものだけ残して摘み取ってしまうのです。
傷のあるもの、小さなもの、大きなもの
多い時だと半分以上摘み取ります。もったいない?
どんなものを摘み取るか。
あまり成長していないものや、風で傷ができてしまったもの、
この時点で他よりサイズの大きなものも落としてしまいます。大きすぎると味がぼやけてしまうそう。
おいしいみかんに育つものを厳選して、旨みが集中したみかんを作るためです。
ここから少しマニアックなお話になりますが
摘果をする時には実だけではなく、木全体で判断します。
木の持っている力は一本一本違います。
樹齢や日の当たり具合などの環境もさまざま。
働き盛りの若い木は元気があるので、たくさん実をつけて頑張ってもらいます。
おじいちゃんの木はおいしいみかんを作るけれど、あまり頑張りすぎないように。労わって。
頑張りすぎると来年に疲れが残ってしまいますからね。実が成らなくなってしまいます。
義父や主人は木の様子や様々な環境を見極めながら作業をしているようです。
長年のカンというやつでしょうか。わたしにはまだ判りません:)
すべては美味しいみかんのため。そして木も大事にケアします。
来年も美味しいみかんをよろしくね。
この摘果作業を1年を通して何度も行います。
選ばれた精鋭みかんたちは
残暑の残る日差しを浴びて、スクスク育っています。~♪
〔現在こうの果樹園で出荷中のもの〕
●生絞りジュース 4本 ¥3600
6本 ¥4900
12本 ¥8800
※残り少なくなっています